オリオン歯科 イオン鎌ヶ谷クリニックです。
本日は口腔がん検診の大切さについてお話しします。

 

『口腔がんとは？』

口内に発生するがんの事を「口腔がん」と言います。
口内炎などと思われる症状が、目安として半月以上経過しても治らないのであれば、口腔がんかもしれません。

口腔がんは早めに見つける事が重要です。
ですから定期的に確認を受けることをおすすめします。

 

『口腔がん検診はなぜ大切なのか』

口腔がんの手術を行う場合、頬・顎・舌の一部～大部分を切ることになります。これにより、口の機能に多大な障害が残ることになります。また、口腔がんの5年生存率は60～80％となっており、低いと言わざるを得ません。

通常、がん化するまでには5～10年程度かかりますから、最低でも年に一度は「口腔がん検診」を行いましょう。この頻度で検診をすれば、早期発見・前がん状態での治療ができます。初期段階で発見して治療すれば、後遺症が残る事もほぼありません。

 

『日本人は特に口腔がんに気を付けるべきです』

口腔がんにかかる人が増え続けていますし、日本は「口腔がんによる死亡者数」が継続して増加している国でもあります（先進国では唯一ですし、死亡率はアメリカの1.7倍程度となっています）。

その他、以下のような特徴があります。

 

○男女ともに40代後半から口唇がん、咽頭がん、口腔がんの罹患率が上がってくる
○高齢になるほどこれらの罹患率は高くなっていく
○死亡率、罹患率ともに男性は女性のおよそ3倍
○国内では9～92歳までの罹患者が確認されている

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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