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2013.07.10

日中ウトウトすることありませんか?

こんにちわ。オリオン歯科の山崎です。

最近暑い日が続いていますが、皆さま体調はいかがでしょうか?

日中の暑さは異常ですし、これだけ暑いと夜も寝苦しいですよね。

僕は日中家にいるときは扇風機をつけたまま過ごす事がほとんどで寝る時もつけたままの事が多いですが、みなさんはいかがですか?

寝苦しい日が続き、睡眠時間が短くなってしまうと日中も眠くなってしまい、仕事や勉強が捗らないこともあるかと思います。

電車で座った瞬間寝てしまったり、運転中にぼーっとしてしまったり、映画館やプラネタリウムで寝てしまったりという事はありませんか?

ひょっとしたら、その日中の眠気の原因は最近の寝苦しさだけではないかもしれません。

睡眠時無呼吸症候群という病気の名前を聞いたことがある方もいらっしゃるかも知れませんが、その可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群いう病気は、名前の通り、寝ている間に呼吸が止まってしまう病気です。

呼吸が止まることにより、脳や内臓・筋肉に十分な酸素が行きとどかないため、疲労が回復しなかったり全身のだるさが残ってしまうこともあります。

寝ている間に大きないびきをかいている方や下あごが小さい方は睡眠時無呼吸症候群になりやすいと言われています。

新幹線が停車駅に止まらず通過してしまったという事件が数年前に起こりましたが、あの事件は新幹線の運転手が睡眠時無呼吸症候群の方で、仕事中に睡魔が襲い眠ってしまったことによって起きた事故だったということがわかりました。

そのほか海外では原子力発電所の所員が仕事中に寝てしまって原発事故を招いた事や、空港の管制官が眠ってしまい飛行機の事故が起きたという報告もあるようです。

あまり知られていない病気ですが、重大事故を起こしかねないこわーい病気なんです。

もちろん、日常生活において居眠り運転をしてしまったりとか、電車で寝過してしまうなんていうことも起こる可能性が十分にあります。

そんな怖い病気の治療法は、基本的には耳鼻科等で検査を行い、寝ている間に鼻マスク(CPAPというもの)を付けるのが一般的ですが、症状によっては歯科クリニックで専用のマウスピースを作成して治療する方法もあります。

鼻マスクは機械が大きいく持ち運びが難しいので、出張が多い方やご旅行によく行かれる方にはやや不向きな治療方法ですが、マウスピースは手軽に持ち運びもできますし、装着した時の異物感が少ない治療法といわれています。

鼻マスクとマウスピースを併用することによって効果が出る方もいらっしゃいます。

私は大学病院で睡眠時無呼吸症候群のマウスピースの作成や治療を行っていますが、最近はマウスピース作成を希望される方が多くなってきた印象をうけています。

マウスピース治療は数年前から健康保険が適応されるようになりましたが、耳鼻科などからの紹介状がないと健康保険が適応されないという制約があるので、紹介状をお持ちでない方がクリニックにいらっしゃって頂いても即日作成はできないのですが、いびきや日中の眠気が気になる方はお気軽にご相談ください。

マウスピース治療によって、寝苦しい夜から解放されるかもしれませんよ!!

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